こんにちは、藤原です。
ビジネスで成功したければ
努力の方向を間違えないことです。
このように言うと、
努力こそ正義で努力せずに
成功するなどあり得ない
と言う人がたまにいますが、
確かに一生懸命努力することは
必要ですし、真剣にビジネスに
向き合うことも大切です。
しかし、
努力ではどうにもならないことが
ビジネスにはあるのです。
それが、
「外部要因が全体の53%を占めている」
という事実です。
しかし先ほどのような発言をして
しまう人は、そもそもこの事実が
発想の中に存在していません。
だから、
努力しても成果に繋がらないと
ジレンマを抱える羽目となるのです。
ただ、この数値を見て分かるように
自分の努力が及ぶ範囲というのは
47%だということです。
では、外部要因と内部要因とは何か?
<外部要因>
・ブーム
・時流
・競合他社
・お客様
・相場
<内部要因>
・資金
・人材
・商品開発
・実績
・スキル
ということです。
このように具体的に言葉にすることで
その差が明確になったと思いますが、
ビジネスを情熱で語ってしまう人は
この差がそもそも分かっていないので
以前に比べなぜ業績が落ちているのかが
理解できないのです。
そして、社員にこう言います。
「もっと情熱を持ってお客様に
接すれば、分かってもらえる」
というのですが、そういう問題では
ありません。
なぜなら、
今回、話しているように外部要因が
53%も影響するからです。
だから、
今回お話している内部要因と外部要因を
切り分けて考え努力の方向を間違えない
ことです。
ここを明確にしない努力は無駄となるので
今一度、努力の方向が間違っていないかを
見直すようにしてください。
もしかしたら思わぬ無駄を努力と
履き違えている可能性があります。