こんにちは、藤原です。
あなたには、信頼がありますか?
もし、
「え?ありません」という場合、
あなたのビジネスは崩壊するか
立ち上がることはないと言えます。
なぜなら、
ビジネスの根底に流れる最大の
要素が、「信頼」だからです。
だから、
信頼なくしてビジネスを行うことは
できないのですが、
信頼を得ることほど難しいものは
ありません。
特に起業時は、この信頼を持って
スタートできる人は少ないので、
商品を云々言う前に、信頼をどう
勝ち得ればいいのかを考えて行く
必要があるのです。
では、どうしたら無名起業家が
信頼を一瞬で勝ち取りビジネスの
勝者になることができるのか?
それは、
「他人の信頼が使えないか」
と考えることです。
例えば、
あなたが、オリジナルブランドを
立ち上げショップを開くとします。
当然、大半の人は、あなたのことを
知らないので、デザインや形で勝負
しなければいません。
ただ、ここが大きな罠です。
儲からない人は、デザインや形が
よければ、無名でも売れると幻想
を抱きます。
しかし、
お客さんは、それだけでは買いません。
なぜなら、
それが信頼に価するものではないと
知っているからです。
ようは、
儲からない人は、商品だけがよければ
売れると誤解しているのですが、
お客様は、その商品以外の部分にある
信頼や品質なども見ているのです。
「ただ品質なんて買った後じゃないと
分からないでしょ」
と、賢いあなたはこういうはずです。
ごもっともです。
だから、
その品質基準を満たし、満足レベルを
担保している信用・信頼が大切になって
くるのです。
これが、「ブランド」です。
しかし、
多くの人は、ブランドと聞くと、
ロゴマークをつけることと誤解
してしまうのですが、
それは、あくまで目印であって、
ブランドとは関係ありません。
ブランドとは、『約束』です。
そして、
その約束の数が増えれば増えるほど
ファンの数は増え信頼の塊となって
多くのお客様を魅了することになる
のです。
ただ、
そこまでの信頼を勝ち得るには、
小さな信頼を積み重ね、多くの
時間を要することになります。
それをショートカットしてくれるのが
「他人の信頼を移管する方法」です。
分かりやすく説明するために
先ほどのオリジナルブランドの
話に戻します。
上手くいかない人は、
いきなりオリジナルブランドの
ショップをオープンさせます。
が、
ビジネスを立ち上げるのが上手な人は、
そのような無謀なことは行わず、
まずはインポート物を仕入れてきます。
その理由は、
そのブランドの力を使い集客や販売が
容易に行えると知っているからです。
次に、そのお客様がインポート商品を
買うことで、お店自体に信頼が構築
されます。
なぜなら、
「信頼は移管する」からです。
これで始めてビジネスを行う基礎作りが
できたと共に、自社商品を売る準備が
整ったと言えるのです。
それまでは言い方キツイようですが、
ビジネスのテーブルにすら上がれて
いないということです。
ここで儲からない人は、
商品を出せばテーブルに上がれると
錯覚してしまうのですが、
そんな簡単なものであはありません。
そうではなく、
ビジネスの根底に流れる信頼がなければ
いくら商品を出したところで無視され
ゴミのように扱われてしまうのです。
だから、
これからは、「いい商品だから」と
エゴに浸るのではなく、
信頼を構築するには、どうすればいいか
そして、移管できるものはないかという
視点を常に持ち、
信頼をベースにしたビジネスを行って
ください。
そうすることで、
他社に負けない強固なビジネスを手に
入れることができるようになります。