<藤原 通信664>商品ではなくお客に投資する

こんにちは、藤原です。

あなたは、ビジネスを継続する際
何が一番の資産となり、安定した
経営を約束するかご存知ですか?

・商品
・人材
・取引先
・財務状況
・顧客リスト

etc…

色々、思いついたかもしれませんが、
一番の資産は、「既存客さん」です。

もっと言うと、

ファン化した既存客さんが一番の
資産であり、永続したビジネスの
安定を約束してくれます。

それを示すいい例があります。

あなたは、ポケベルをご存知ですか?

今の携帯電話と違い、数字の羅列で
メッセージを送ったり、出先の人に
連絡を取る手段として主に使われて
いました。

そして、その利用者も幅広く
当時は主婦や学生、サラリーマンなど、
ほぼ国民の大半が持っていたのでは
というほどブームとなった商品です。

しかし、

そんな一大ブームを巻き起こした
ポケベルの姿は今はありません。

ただ、

ここで大切なのは、その後の行方です。

当時、

ブームの中心にあったテレメッセージは、
商品に固執したことで、あえなく倒産を
余儀なくされました。

しかし、

当時、ポケベルを扱っていた
ドコモは違います。

商品ではなくお客様にフォーカス
したことで、

ポケベル→PHS→携帯電話→スマホ

という形で、お客様と共に進化するで
今のドコモ産業を確立することができた
のです。

ようは、

お客様というのは、ポケベルという
商品が欲しかったわけではなく

「大好きな相手と連絡が取りたい」

という願望があったにすぎません。

その為、

それを叶えるものであれば、
ポケベルでなくともよかったわけです。

このように、

商品にはライフサイクルがあり
いつかは終わります。

しかし、

お客様は、あなたがお客様と共に
歩む限り、いなくなることは
ありません。

仮に、離れいなくなるとしたら
それは、あなたが意固地になって
停滞したときです。

お客様は、常に進化し、願望や
悩みが1年前と同じということは
ありません。

だとしたら、

あなたが進化しない限り、置き去り
食うのは、ある意味当然のことです。

お客様の声に投資をしていますか?

投資は優先順位がとても大事です。

1.返済資金(借りたお金を返す)
2.運転資金(社長の給料・事業が存続し続けれる活動資金)
3.投資資金(事業)
4.顧客還元(商品サービスの改善)
5.社員還元(社員の給与や福利厚生)
6.株主還元(配当

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