お客様の予算を丸裸にする2つの質問

こんにちは、藤原です。

あなたは、お客様の予算を事前に知れたら
いいなと思ったことはないでしょうか?

これを知ることができれば、見積作成も、
その後の交渉も楽になります。

が、

大半の営業マンは、お客様を無視した
質問をしてしまい、お客様を困らせて
しまうのです。

その質問とは、

このサービス(悩み)にいくらぐらい
お金をかける予定ですか?

とか

今回のご予算はいくらぐらいですか?

というものです。

ただ、考えてください。

そんなこと質問されても聞かれた方は
基準が分からないので答えようがあり
ません。

これでは、バカ丸出しです。

しかも、

会ったばかりの営業マンに手の内を
明かすお客様がいるはずありません。

なぜなら、

それをポロっと言ってしまったら、
その金額をベースに話を進められて
しまうからです。

では、

何を聞けば、お客様が支払う額を
知ることができるのか?

それは、

過去に、自分と同じサービスを受けて
きたかどうか?

そのサービスに対して、いくら払って
きたかどうかです。

ようは、

見込み客というのは、他社のお客様です。

それを知るのが、1番目の質問だという
ことです。

具体的には、

<質問1>
これまでに、○○を受けた経験はありますか?

と聞くのです。

この回答が、「はい」であれば、見込み客
確定です。

次に、

どの金額の属性かを知る必要があります。

それを知るのが、2番目の質問です。

具体的には、

<質問2>
その時は、いくらぐらいのサービスでしたか?

と聞くことで、そのサービスに対する免疫が
いくらぐらいなのかが分かるということです。

では、他社のお客様だったり、お金を払って
きていない人はお客様になりえないのか?

もちろん、

これまでに、他社のサービスを受けた経験が
ない人もお客様になる可能性はあります。

が、

その人は、これまで生きてきてその商品を
断り続けてきた、もしくは、知らなかった
サービスを短時間で売り込まなくてはいけ
ないということです。

これは、骨が折れる作業です。

では、そういった人はお客様には
ならないのか?

もちろん、過去に受けたことがない人も
お客様になる可能性はあるのですが、

その場合、夢を見せて低価格で業界に
入ってきてもらう必要があるのです。

それよりは、

質問1で「はい」と答えた人だけを狙った
方が、時間を短縮することができます。

だから、

あなたが、もしお客様に予算を聞くような
バカな質問をしていたとしたら、無能と
思われてしまうので、

今回の2つの質問に変えることを勧めします。

<質問1>
これまでに、○○を受けた経験はありますか?

<質問2>
その時は、いくらぐらいのサービスでしたか?

これを聞くだけで違和感なく免疫金額を
知ることができるので、嫌われることが
なくなります。

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