こんにちは、ゼロセン藤原です。
なぜ、ネットワークビジネスが
嫌われるかご存知ですか。
商品が悪いから?
システムが悪いから?
どちらも違います。
商品説明を聞いたことがありますが、
どの会社も商品やシステムは素晴らしいです。
では、何が悪いのか?
それは「見込み客」です。
見境なく友人や出会う人すべてを
片っ端から口説こうとするから嫌われるのです。
例えば、同じ地域に住み、子供が2人いる主婦でも
見込み客である場合とそうでない場合があります。
では、何がその差を分けるのか?
収入?
趣味?
容姿?
どれも違います。
では、回答をお話する前に
見込み客についてお話していきます。
先ず、
見込み客というのは「2つの定義」があります。
そして、
2つの定義以外にも「3つの段階」があります。
【見込み客の定義】
1.お金を払ってでもその問題を解決したい人
2.お金を払う心の準備ができている人
これが、見込み客の定義です。
次に、3つの段階です。
1.悩んでいると認識している
2.その解決策を積極的に探しに行っている
3.すでに解決を求め商品を購入している
というのが、見込み客の段階です。
このままでは、まだ分からないと思いますので、
もう少し詳しく説明していきます。
まず、「見込み客の定義」から
多くの人は、この見込み客を無視し、
ターゲットだけを先に決めてしまいます。
が、
しかし、見込み客=ターゲットではなく、
見込み客の中からターゲットを絞って行く必要があるのです。
ただ、上手くいかない人は、
そもそも、ここを大きく勘違いしています。
これは、少し考えれば分かるのですが、
冷やかし客を絞ったところで、
冷やかし客しか残りません。
当然です。
しかし、
見込み客を絞れば、
さらに具体的な顧客像がはっきりします。
だから、
まずは、見込み客を把握した上で、
ターゲットを絞っていかなければ行けないのです。
そして、
その見込み客とは、この2つの定義に該当する人です。
ただ、
あなたはこの2つの定義を見て
「そんな都合のいい人いるわけないよ」
と感じていると思います。
その疑問を解決するのが「見込み客の段階」です。
こちらも詳しく見て行きます。
1番は、
悩んでいるだけで
お金を払ってまで解決を望んでいないという状態なので、
どちらかというと「冷やかし客に近い」状態です。
2番は、
お金を払う意思はできているけど、
まだどこで解決するか(お金を払うか)を決めていないので、
「見込み客かも」という状態です。
3番は、
お金を払っているし、
どこで解決するかも決めているので、
「完全な見込み客」です。
ただ、
多くの人は、3番の人は他社で商品をすでに購入しているので
「もう無理だ」と勝手に決めつけています。
しかし、
3番以外は、見込み客ではない、
もしくは見込み客かもしれないということです。
そして、
営業で嫌われる人はターゲットだけを決め
「1番」の悩んでいる人だけに営業するから嫌われてしまうのです。
では、
なぜ、ネットワークビジネスと聞くだけで、
多くの人は懸念するのか?
それは、
0番の人にアプローチをする人が多いからです。
その0番とは、
0.悩んでもなければお金を払う意思もない
ということです。
これは、ネットワークビジネスでなくとも
誰だって嫌になるに決まっています。
しかし、
手あたり次第に目につく人すべてに
アプローチするから嫌われるのです。
しかも、
「この商品は最高です」という
エゴの押し売り営業をする場合が多いからです。
自分がいいと思うものは、
「きちんと説明すれば、相手もいいと思うに決まっている」
という
前提の思い込みで営業するから嫌われるのです。
では、
どうすれば喜んで、しかも感謝されるのか?
答えは、簡単で
3番の「競合他社のお客を狙う」ことです。
ただ、
多くの人は、もう他で買ったのであれば、
無理だと決めつけている点です。
しかし、
これは、考えてみれば分かるのですが、
一生のうち一箇所でしか
商品を購入しないことなどありません。
例えば、
マッサージを受けたことがある人は分かると思いますが、
これまでに、一箇所の店舗だけで
マッサージを受けたことしかないという人は、
まずいません。
おそらくほとんどの人が、
色々な店舗でマッサージを受けてきたと思います。
このように、
競合他社のお客や既存客というのは、
業界からみたら見込み客なのです。
そして、
見落としがちなのが、
違う商品であっても同じ結果を提供しているところも
見込み客である可能性があるので、
間接的な競合他社と捉えることです。
では、どうすれば、
この競合他社にいる見込み客に出会い
口説き落とすことが出来るのかについては、
次回、お伝えして行きます。