<藤原 通信621>経営を安定させる秘訣とは

こんにちは、藤原です。

サラリーマンの収入が低い理由を
あなたはご存知ですか?

それは、

1人の社長(上司)にしか価値を
届けていないのが大きな要因です。

これは、

起業家であっても同じです。

大口の顧客を相手した方が
「経営は安定する」という
幻想がありますが、

実は、この部分が大きな罠でも
あるのです。

それを証明するために
下記を比べてみてください。

・100万円の顧客が3社
・10万円の顧客が30社
・1万円の顧客が300社

これを見て分かるように
この3つの売上げはすべて
300万円となります。

が、

一番、不安定なのは、1番の
100万円の顧客が3社だと
いうことです。

なぜなら、

この3社が同時にいなくなる
確率は十分にありえますが、

30社や300社が同時に
いなくなる可能性は極めて
低いと言えるからです。

そして、

100万円を売るにはそれなりの
商品と営業スキルが求められますが、

1万円の商品であれば簡単です。

だから、

数を持つということは、経営を
安定させることに繋がるのです。

しかも、

安い商品を始めに売ることで
その後の高額商品を売ることは
難しいことではありません。

なぜなら、

ビジネスは信頼の量が金額を
決めるからです。

その為、

いきなり見ず知らずの人に
100万円を売るのは至難の技
であっても、

1万円の商品を買い満足した人に
50万円や100万円を売るのは
さほど難しくないということです。

だから、

安くても数を抱えるということは
金額面だけでなく経営の安定に
繋がるということです。

ただ、

商品を闇雲に安く売ればいい
ということではありません。

なぜなら、

すべての成約は反応率なので
数を増やすということは

始めの段階でそれなりの数に
アプローチしなければいけません。

ということは、

その数を確保するための広告費が
その分、かかるということです。

そのバランスを間違えると逆に
キャッシュフローを悪化させて
しまう可能性すらありますので

そこは注意しながら、
まずは数に拘ってみてください。

その数が増えれば増えるほど
ビジネスは安定し、少しの風では
崩れないビジネスを構築すること
ができるようになります。

僕は
単価の高いコンサル事業と
単価の安いテレビ会議システム事業で
経営を安定させています。

余裕が出てきたら
顧客数を増やし経営を安定させる
ことも考えましょう。

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