<藤原 通信521>気にするな、それは相手の文化

こんにちは、藤原です。

あなたは起業家として稼いでいきたい
ですか?

だとしたら、

細かいことなど気にしないことです。

例えば、

あなたが海外旅行に行き、喉が渇いたので
自動販売機で水を買いました。

当然、賞味期限のあるパッケージング
された綺麗なお水が日本では、1mmも
疑うことなく出てきますが、

海外では、その当たり前は通用しない
ことがあります。

こんな感じです。

「あー喉が渇いた。水でも買おう」

ガラガラゴットーン

「あれ?水が半分しか入っていない
 しかも封も開いている。えーなぜ?」

といった具合です。

これを見てあなたは、どうしますか?

お店にクレームを言いますか?
それとも、仕方ないと諦めますか?

もちろん、諦めることはないのですが、
海外では珍しいことではありません。

お店に申し出れば、新しいものに
交換してくれます。

しかし、

自分の常識こそ正義だと思い込んでいる
人はそうはいきません。

目頭を熱くし気狂とも言えるクレームを言い
被害者意識で「かわいそうな自分」に酔い
しれる人がいますが、

こういう人は、ビジネスでは成功できません。

なぜなら、

「自分の信じている文化=正義=他は悪」

という固定概念に縛られているからです。

しかし、

戦争が行われている国では、人殺しは正義
となり標章され出世コースにのることに
なります。

が、

この文化や考えを日本で口にしようもんなら
罪人扱いされ、冷たい避難の目にさらされる
ことになります。

ここでのポイント2つ。

1.自分の固定概念を相手に押し付けないと
2.細かいことに気にしないということ

です。

これはビジネスで言えば、お客様も同じです。

自分の固定概念をお客様に押し付けている間は
お金を得ることはできません。

これは、誰がお金を払うのかを考えれば、
分かることです。

戦争を行っている「人殺しこそ正義」と
思っている人間が、日本で大型ナイフを
振り回したら即逮捕です。

しかし、

ビジネスに置き換わると、この異常事態に
気づける人は、ほとんどいなくなります。

なぜなら、

自分の商品は最高で分かってくれる人だけが
お客さんと思い込んでいるからです。

しかし、そんな都合のいいお客様ばかり
ではありません。

規模が大きくなればなるほど、気狂いが
寄生虫のように入り込むことだってある
のです。

では、そんなときどうすればいいのか?

ということですが、

これは先ほどの封の開いた水と同じです。

いちいち気にしていても時間の無駄です。
状況を話し交換してもらえば済むことです。

その水を飲んで、手術をするほどの損害を
受けたのであれば話は別ですが、

飲んでしまう前に交換すれば済むことです。

ここが理解できるようにならないと常に
警戒した無駄な時間を過ごす羽目となります。

時間は、「有限」です。

そして、

同じ時間を過ごすにもビクビク怯える時間と
スッキリ快適で気持ちのいい時間を過ごす
のとでは意味合いがまったく違います。

ですので、

あなたが起業家となり、稼ぎたいという
のであれば、

自分の文化を押し通すのではなく柔軟に
色メガネをかけることなく相手の文化を
知ってください。

これは、正しい正しくないという話では
ありません。

その人が、育った文化がそこには存在し
その文化とあなたの文化が違うだけです。

あなたに合わないお客さんは切りましょう。
気にしても仕方がないです。

次にいきましょう。

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