こんにちは、藤原です。
あなたは、こんなホームページの
キャッチコピーを見たことはない
でしょうか?
「お客様が輝く未来のために」
何とも耳障りがよく誰も傷つける
ことはありません。
が、
しかし、このコピーを見て、
その会社のお客になりたいと思う
人がいるかどうかということです。
間違いなく1人もいません。
にも拘らず、
このような眠たいコピーを書き
エゴを満たすことに満足している
人がいます。
では、なぜこのようなことが
起きるのか?
それは、
思いとコンセプトを混同して
しまったことが大きな要因です。
コンセプトというとカタカナなので
誤解してしまう人がいますが、
日本語でいうと、
「コンセプト=切り口」です。
ようは、
商品をどの角度から見せてどう表現し
販売していくかということなのです。
この観点から見ると、
先ほどの眠たいコピー
「お客様が輝く未来のために」
がいかにズレているかが分かると
思います。
これは、コンセプトではなく
単なる「思い」です。
ただ、その思いも本心でなければ、
すぐに見透かされてしまいます。
お客様は、バカではないのです。
だから、
今回のような思いを書いている人は
そもそも、コンセプトと勘違いして
いないかを、もう一度チェックして
ください。
そこが、そもそもズレてしまうと、
いくらいいメッセージを投げかけても
お客様の心に響くことはありません。
コンセプトとは
入口出口を明確にして
誰がどうなれる可能性があるのか?
を明記したものです。