こんにちは、藤原です。
あなたは、効果的に
before⇒afterを表現できていますか?
少し、思い出してください。
なぜ、美容整形などの写真は、
劇的に変わったように見えるのでしょうか?
それは、
手術によるものだけではなく、
見せ方にポイントがあります。
そのポイントとは、
beforeは、ノーメイクで、疲れた表情
afterは、メイク&ヘア(場合によっては服装まで)で笑顔
正直、これだけの差をつければ、
美容整形など受けていなくとも
激変してしまいます。
ただ、ここで言いたいのは、
これだけ、極端に行わなければ、
写真では、どこが変わったのかすら
分からないということです。
これは、
間違え探しをしてもらうのが目的ではなく、
before⇒afterの話をしているのです。
そして、写真の場合、
その見えている部分だけで判断されます。
たとえ、カメラからは見えない部分が
汚い状態だったとしても関係ないのです。
もし、
あなたも、このbefore⇒afterを使う場合は、
同じように極端な演出をしなければ、
違いにすら気づいてもらえません。
だから、
あなたは、カメラで撮影する一瞬は
特に気を使わなければいけません。
但し、注意しなければいけない
こともあります。
それは、
今の時代、画像補正などで擬似的に
作ることもできてしまうので、
写真以外の部分も意識しておく
必要があるということです。
もう少し詳しく説明します。
例えば、その周りの情報が、
怪しく胡散臭いものだとしたら、
あなたはどう感じますか。
おそらくbefore⇒afterまでも、
信用の薄いものと感じるのでは
ないでしょうか?
ですので、before⇒afterは、
もちろん、その周りを取り巻く
情報までも配慮する必要があるのです。
例えば、
B2Cの商品で「お客様の声」の写真が
綺麗すぎたら、あなたはどう感じますか?
不自然で、作られた感満載です。
これでは、その綺麗な写真が逆効果となります。
これは業種によります。
綺麗な写真を掲載した方がいいのか、
それとも、
素人がデジカメで撮った安っぽい
写真の方が、信憑性を感じるのか。
すべては、バランスです。
ただ、忘れてはいけないのは、
before⇒afterは、一瞬で違いが
分からなければ、何の役にも立ちません。
ただ、共通点が完全にないものもNGです。
極論、人物であれば、違う人と解釈されます。
ですので、核となる伝えたい部分だけは、
違いを見せて、その他の印象の薄い部分は、
従来と変わらないままにしておくことが、
before⇒afterを成立させます。
before⇒afterは、
一瞬で見せるコンテンツです。
その落差が、一瞬の価値を生み出します。
もし、あなたが、before⇒afterを
価値あるものにしたければ、
表現だけでなく演出も意識してください。