こんにちは、ゼロセンの藤原です。
ビジネスは一生続くものはありません。
それがどんなに素晴らしい商品で
あっても同じです。
その理由はというと、
ビジネスは、内部要因と外部要因の
双方が影響し成否は決まるからです。
先ずは内部要因から、
マーケティングを学んでいる人は
知っていると思いますが、
製品ライフサイクル理論があります。
製品ライフサイクルとは、
「導入期」
「成長期」
「成熟期」
「衰退期」
の4つの時期に分けられる。
という理論で、
人間が
「赤ちゃん」
「子ども」
「大人」
「お年寄り」
のように成長・変化するように、
製品においても同じようなステップを踏むと考えるのです。
これに加えて、
外部要因、つまり市場が影響してきます。
一説によると、
・内部要因 47%
・外部要因 53%
とも言われています。
これを見て分かるように自分の努力で
コントロールできる範囲というのは、
半分以下だということです。
しかし、多くの人が、
ビジネスを失敗させてしまうのは、
自社のことしか見ていないからです。
しかし
ビジネスは、自社、他社、お客様の
バランスで成り立っています。
だから、
自社以外のことも客観視して
見ていく必要があるわけですが、
とは言っても、
衰退したビジネスを見切る勇気を
持つことも大切です。
なぜなら、
冒頭でお話ししたように一生続く
ビジネスなど、この世の中1つもなく
ビジネスは利益を出してはじめて
ビジネスと言えるからです。
しかし大半の人が、
ビジネスを見切ることができないのは
人間には「執着がある」からです。
そして、この執着というのは
なぜ起こるのかというと、
自分がやってきたことを否定する
ような感覚にさえなる特徴がある
からです。
しかし、それは幻想です。
なぜなら、
自分に対する否定などではなく
時流やタイミングによりビジネスが
下降することはよくあることです。
だから、
衰退した産業に必死にぶら下がる
ことを考えるのではなく
今までの経験と実績を生かし
次の波を是非とも捉えてください。
そうすることさえできれば、
あなたが衰退の波に飲まれる
ことはなくなります。
市場を見て、変化することが
衰退から逃れる方法です。