こんにちは、藤原です。
あなたは、商品を販売する際に
どうせ同じ労力をかけるのであれば
「最大の売上げを狙いたい」
と思ったことはないでしょうか?
これはビジネスマンであれば
誰もが願うことで
効率や広告費を考えれば
ある意味、当然のことです。
が、大半の人は、
そのようなことを思うだけで
「安い商品をただ売る」
というようなことをやっています。
これでは、儲からなくて当然です。
なぜなら、
売上げ-経費=利益
でもあるからです。
しかし、このシンプルな公式に
あるものを「1つ」ポンと追加するだけで
利益を倍増させることができるとしたら
あなたは興味あるでしょうか?
しかも、
この方法にかかるコストはゼロです。
このように聞いたら、
やらない手はありません。
それが、
「アップセル戦略」です。
この言葉を聞いたことがある
という人も多いかも知れませんが、
簡単に説明すると、
オプションなどのついで買いを
促す行為のことを言います。
この一手間を加えるか加えないかで
売上げが大きく変わります。
その証拠に、
自動車メーカーは車を売ることで
カーローンをアップセルで販売して
いますが、
カーローンの収益は、8割とも
言われています。
もちろん、この8割という収益は
時代によって多少前後することは
ありますが、
ここで注目すべき点は、8割ではなく
フロントでもある車を販売することで
本来では売りにくいローンという商品を
感謝されながら売っているということです。
これは普通で考えたら異常なことです。
それは、なぜかというと、
あなたが、ローン単体だけを扱い
お客様のところに行って売ることが
できるでしょうか?
おそらく、できません。
が、
車であれば、売ることはできますし
ついでにローンも売ることもできます。
ですので、
このアップセル販売は、活用方法に
よってはとんでもない可能性を秘めた
戦略の1つだということです。
また、
アップセルを販売する場合、
1つ注意しなければいけないことがあります。
それは必ずフロントとなるメイン商品は
100%の状態で提供することです。
その上で、アップセルを販売することで
100%のメイン商品が、120%になったり
150%になったりするものがアップセルです。
ですので、間違えてもメインが80%で
アップセルを買ったら100%になるような
構成には絶対しないことです。
これをやったらお客の信頼を失い
黙ってお客はあなたの元を去ってしまいますので
注意が必要です。
例えば、先生が行った合宿は
50万円の赤字でした。
が、そこに集まった顧客に対し
バックとなる商品を提案したところ
一撃で「2000万円以上」の売上げを
叩き出すことができたのです。
当然、始めの50万円の赤字など
一気に飲み込み大きな利益を
出すことができたというわけです。
このように考えれば、フロントは多少の赤字でも
バックを売るためにお客を集めたと考えれば
安いものです。
しかしビジネスが下手な人はこの概念なく
フロントで赤字を喰らうと
「自分はダメなヤツ」と考えがちですが、
そんなことはありません。
どこまでを一区切りとするかで
一見、赤字と思われるものであっても
実は、蓋を開けたら「大きな利益」だった
ということも珍しくないのです。
ですので、何で集客し、どこで利益を出すのかも
考えビジネスを設計することが大切なのです。



