こんにちは、藤原です。
あなたは、「お客様」という
言葉を聞き、どう感じますか?
・神様
・お殿様
・お代官様
というような自分より「上」の人
と捉えているとしたら、
あなたのビジネスは、上手くいく
ことはありません。
なぜなら、
お客様とあなたは価値を
交換するもの同士であり、
偉い、偉くない
ということではないからです。
だから、
ペコペコする必要もなく
むしろペコペコすることで
専門性は奪われ、
最悪、あなたのことをメイド
扱いするようになるのです。
これでは、もはやビジネスとは
言えません。
ただ、このように言うと、
「私は丁寧に接客しているだけで
ゴマをすっているわけではありません」
と眉間にシワを寄せ、鼻息荒く
睨みつける人がたまにいます。
が、
そういう人に限って、お客様が
感じる本質的価値を見失い
丁寧という言葉に翻弄され米搗
バッタのように床に頭をこすり
つけてしまうのです。
しかし、それは丁寧とは呼べず
ただのゴマスリにすぎません。
では、丁寧とゴマズリの違いは何か?
それは、
商品の中に含まれた価値なのか
それとも、
商品を買ってもらうために
媚び諂っているのかの違いです。
詳しく説明します。
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丁寧とは
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言い換えれば気遣いであり、
お客様がストレスを感じる
ことのないように満足度を
向上させる行為です。
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一方、ゴマスリとは
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商品関係なく人間関係という
言葉を履き違えた人がお客に
泣きつけばお金を毟りとれると
心の中で意地の悪い悪魔の顔を
している人のことを言います。
このように、
まったくやっていることは
同じのように見えますが、
意味合いも相手に与える印象も
大きく異なるため
当然、得ることのできる結果も
大きく変わるということです。
かといって、
威張る必要もないわけですが、
ここで忘れてはいけないのが、
「本質的価値を見ろ」
ということです。
このペコペコと丁寧をごちゃ混ぜに
考えてしまう人は、
この相手が感じる本質的な価値が
見えていないため、
何とか床に頭をこすりつけ媚を
売れば、商品は売れると誤解し
頭を下げる角度=売り上げ
といった間違った方式を信じています。
が、
それは、まやかしであり幻想です。
そうではなく、
お客様は、頭をあなたに下げて
もらいたいのではなく
お金という対価を払うことで
願望を叶えたいだけなのです。
そこを見失うと、頭を下げたり
値下げをしたり媚を売ったり
商品とは関係のない方向に
ズレていってしますので、
お客様の幸せと自分が提供できる
価値の交差点を探るようにして
ください。
そうすることで、
ゴマをするようなペコペコから
解放され、
「あなたでないとダメ」という
あなたを大切に扱う同士のような
お客様に囲まれることになります。