こんにちは、藤原です。
あなたは、下記の2つを比べ
どう感じますか?
Aの遊園地にある自販機
350mlのコーラ100円
Bの遊園地にある自販機
350mlのコーラ200円
おそらく、
Aは、安いと感じ
Bは、高いと感じた
と思います。
ただこれは、AとBを比べたから
ということではなく、
あなたの中にある350mlのコーラは
「150円が相場」だという認識がある
からです。
だから、
150円→100円は安いと感じ
150円→200円は高いと感じた
にすぎないのです。
ただ、ここからがポイントです。
あなたは、今遊園地でこのコーラの
価格を見ているということです。
ということは、
あなたは、このあとの商品すべてを
「色眼鏡をかけて価格を見てしまう」
のです。
どういうことかというと、
100円のコーラを提示している
Aの遊園地で出されているランチが
仮に高いものだとしてもお得感を感じ
逆に、200円のコーラを提示した
Bの遊園地で出されているランチは
仮に安く提供していたとしてもレンジで
チンしただけのレトルトが出てくる
印象を与えかねないのです。
ただ、この怖いところは、
本質的なことは無視されてしまう
ということです。
なぜなら、
人は、初めの印象ですべてを
悟ってしまうからです。
だから、
初めの印象は、お得感を出して
おかなくてはいけないのです。
が、
ビジネスは多くの価値を提供し
利益を出す必要があります。
ということは、
「値下げしてはいけない」のです。
でも、このように言うと、
「コーラを安くしたほうがいいのでは?」
と感じた人も多いと思いますが、
そうではありません。
ファーストビュー商品と収益商品を
分けて考えるということです。
こうすることで、
コーラで安いという印象を与えつつ
ランチで高利益を出すことができる
ということです。
だから、
今後あなたがやるべきことは
ただ1つ基準値商品で安さを
アプローチし
価格基準のないランチなどで
高利益を出す戦略を組み込めないかを
考えるということです。
こうすることで、
お客様に喜ばれなから単価を上げて
いくことができますので、
人の心理や感情をもう少し意識しながら
価格戦略を行ってください。
それだけで、
他社には真似できないお得感を
感じさせつつ、思う存分いい商品を
提供することができますので、
今回の色眼鏡戦略取り入れてみてください。