こんにちは、藤原です。
あなたは、「日本初」というような
表現をした経験はありますか?
もし、この表現をした場合、
あなたは、「能無し」と世間に
自ら公表していることになります。
なぜなら、
マーケティングの世界には
イノベーター理論というものが
あります。
これは、
1962年に米・スタンフォード大学の
社会学者、エベレット・M・ロジャース
教授が提唱した理論で
市場には下記のような割合で
各項目に分布されています。
・イノベーター(革新者)2.5%。
・アーリーアダプター(初期採用者)13.5%。
・アーリーマジョリティ(前期追随者)34.0%。
・レイトマジョリティ(後期追随者)34.0%。
・ラガード(遅滞者)16.0%。
ただ、これを見て分かるように、
「日本初」が好きな人種は、
わずか2.5%だということです。
言い換えれば、
100人中、わずか2人だということです。
これでは反応がなくても仕方ありません。
このように、
どの層を狙うかは広告を行う上で
非常に大切で
今回のようにマーケティングを
知らないと多額の広告費をドブに
捨てることになります。
だからもし、あなたがこのような
市場規模や配分を知らずに広告を
行っているとしたら
大きな損失を自ら招き寄せている
ことに早く気づかなければいけません。
ただ、これは能力の問題ではなく
視点の問題です。
しかし、
このようなことを知らなければ
反応が取れない理由を間違える
ことになります。
・タイトルが悪いのかな?
・商品が良くないのかな?
・ターゲットを間違えたかな?
といった具合です。
ただこの事例を見て分かったと
思いますが、
1つのメッセージがターゲットを
固定し、可能性を狭めてしまった
ことになります。
だから、
反応が取れない理由を間違える前に
「日本初」が招き寄せた悲劇について
もう一度、考え直してください。
ここを見過ごしている間はいくら
改善を行っても見当違いとなりますので
早く目を覚ましてください。