<藤原 通信825>前後の整合性まで意識しろ

こんにちは、藤原です。

営業でもマーケティングでも
成果を大きく左右するのが
「シナリオ設計」です。

何をどの順番で伝えるか。
どんな印象を積み重ねるか。

ここが曖昧なまま発信すると
思わぬところで信頼を失います。

実際、セールストークや発信内容を
その場の思いつきで組み立ててしまい、
前後の整合性が取れなくなるケースは少なくありません。

SNSであれば後から修正できますが、
メール・商談・セミナーなどは

一度発した内容を「なかったこと」
にするのは難しいものです。

だからこそ
何かを発信する前に必ず
確認すべきことがあります。

それが

「前後のストーリーはつながっているか」
という視点です。

例えば、ある企業が
商品開発ストーリーを発信する際、

最初は
「お客様の声を大切にしています」
と語っていたにもかかわらず、

途中で
「競合より早く市場に出すことを優先しました」
という内容が出てきたとします。

これは事実であっても、
読者の中では違和感が生まれます。

なぜなら
顧客重視の会社という印象を積み上げていたのに
スピード優先の会社という別の印象が混ざるからです。

するとメッセージの軸がぼやけ、
結果として信頼が弱まります。

読み手は
「どちらが本当なのか?」
と感じてしまいます。

このように、
一つひとつの発言は正しくても、
前後の文脈が噛み合わないと
ブランドの説得力は大きく下がります。

ここで重要なのは、
単に言葉を整えることではありません。

どんな印象を積み重ねたいのかを先に設計すること
です。

例えば

・挑戦する会社なのか
・顧客第一なのか
・技術第一なのか

この軸を決めずに発信すると、
内容は良くても一貫性がなくなります。

さらに細かい部分でも印象は変わります。

同じ「了承した」という事実でも

・快く引き受けた
・渋々引き受けた
・当然のように受け入れた

と表現が違えば
読み手が受け取る情景は全く変わります。

言葉は単なる情報ではなく
イメージを作る装置だからです。

だからこそ
文章やトークを組み立てるときは

「この一文は前後の流れと合っているか」
「この表現はどんな情景を連想させるか」

ここまで意識することが重要になります。

営業においても同じです。

最初に
「御社の課題を深く理解したい」
と言いながら、

途中で
「まずこの商品を導入してください」
と急ぐと、

顧客は無意識に違和感を感じます。

結果として
話の内容ではなく
態度の不一致で信頼を失うこともあります。

シナリオとは
話す順番の問題ではなく
信頼を積み上げる設計図です。

一貫したストーリーがあるからこそ
相手は安心して意思決定ができます。

何かを発信する前に
一度立ち止まってみてください。

その言葉は
これまでの話の流れと
本当に整合していますか。

この確認だけで
成果は大きく変わります。

自分の事が客観的に見れない場合、
僕のように先生をつけましょう。

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