<藤原 通信554>得するのではなく得させろ

こんにちは、藤原です。

ビジネスが下手な人には
「ある共通点」があります。

それは、

自分だけが得することを考え
相手から奪うことしか考えて
いない人です。

もちろん、

ビジネスは、価値交換なので
必ずしもお金である必要は
ありません。

が、

その人と一緒にいて「得する」と
思わわれない限り短期的なビジネス
に終わってしまいます。

これは、スタッフだけでなく
お客様も同じです。

多くの人は、商品を提供したら
終わりと誤解しているからこそ
次の商品を買ってもらえません。

お客様は、目先の商品だけに
お金を払っているのではありません。

その人との関係性や大切にされているか
ということも非常に重要なのです。

考えてください。

味は、美味しいけど怒られビクビク
しながら食べるレストランと

味は、普通だけど気配りや配慮ある
レストランがあるとしたら、

家族をどちらに連れて行きたい
でしょうか?

家族で行く場合、よほどの変わり者
出ない限り、後者を選択する人が
多いと思います。

なぜならば、

一家の大黒柱が怒られペコペコする
姿など見せたくないと思う人が大半
だからです。

このように、

お客様は、このように料理だけに
お金を払っているわけはなく、

お店の雰囲気やスタッフの対応なども
視野に入れ選択しているのです。

そんな中、

このお店が気遣いだけでなくサプライズ
のケーキやプレゼントを用意してくれた
としたら、どう感じますか?

大切にされていると感じるはずです。

特に、ビジネスは始めが肝心です。

ある業界の用語で、

「名刺代わりに」というものがあります。

簡単に説明すると、

これは始めに相手に得させ、その後の
交渉を有利にするという考えなのですが、

これをできている人は、ほとんどいません。

始めからまずは自分が得してからという
下世話な考えをしているからこそ、
貧乏から脱却することができないのです。

そうではなく、

ビジネスをスムーズに立ち上げ、
いち早く成功に導きたいのであれば、

とにかく始めに相手を得させることです。

ポイントは、

「先に得を与える」ということです。

ここができない限り、あなたの成功は
ありません。

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