こんにちは、藤原です。
先生が英語を学ぶ情報商材を売って
億単位の売上を上げたのですが、
ターゲットがシニア世代でした。
最近、シニア世代が英語教材を
買っています。
しかも、
そこにかける金額は1万円や2万円
といったものではなく最低30万円
といった高額教材を買っているのです。
ただ、ここからが面白いのですが、
高額教材を買っている理由です。
普通に考えれば、
英語=海外旅行で楽しむ
英語=外国人と会話する
というようなものを連想しますが、
シニア世代は違います。
ここを間違えると、商品が売れない
だけでなく、
「騙された」と警察沙汰となります。
これでは、せっかくのいい商品が
台無しです。
では、騙されたわけでないとすれば、
何に対して、この高額な英語教材を
買っているのか?
それは、「ボケ防止」です。
そんな、まさかと思うかもしれませんが、
今のシニアは、このようなものにお金を
使うのです。
それ以外にも、
「学生の頃のように学びたい」という
願望もあるらしく、学ぶことが楽しくて
仕方がないと言います。
そして、
ここで見過ごしてはいけない大切なことが
1つあります。
それは、
ボケ防止や学びたいという欲があるだけで、
海外に行ったり、外国人と話したいという
欲があるわけではないということです。
ここが売れる人と売れない人の大きな違いです。
お客様というのは、商品を意外な用途で
使っていたり、販売者が想像もつかない
要件で使うことは珍しくありません。
しかし、
商品を販売する際に、使い方を固定し
思いを押し付けてしまうとメッセージが
響かずに売れないというジレンマに陥る
羽目となります。
ですので、
最近、メッセージが響かないだったり
受け入れられないと感じるようであれば、
商品の先にある願望が変わってきている
のかもしれません。
思い込みほど、怖いものはありません。
売れなくなる前に、客観的に俯瞰した
目で周りを見渡してください。
もしかしたら、何かがズレ始めている
のかもしれません。
業界の流れや時代と共に
顧客心理は変化していきます。