<藤原 通信488>「差別化」という言葉に騙されるな

こんにちは、藤原です。

勉強熱心なあなたは、これまでに
ビジネスで勝ち残るためには

「差別化が必要だ」ということを

耳にしたことがあると思います。

が、

この差別化という単語だけを解釈し
間違って捉えてしまっている人も
います。

その間違いとは、

「差別化=誰もやっていないこと」

と捉えてしまっているのです。

が、ハッキリ言います。

それは、誤解であり間違えです。

そうではなく、

差別化とは、競合他社に感じている
悩みや穴を解決するための提案です。

なぜなら、

ビジネスは、自社・他社・お客様の
3つのバランスから成り立っています。

だから、

競合他社がやっていないこと探しをしても
それは、お客様に望まれていない可能性が
あるということです。

ここで一番、重要なのは、
その差別化と思い込んでいるものが、

「お客様に望まれていない可能性がある」

ということです。

しかし、

すでにお客様が競合他社に感じている
穴であれば、可能性レベルが違います。

なぜなら、

そこには、すでにお金を払う需要や
価値が存在しているからです。

そして、

ここで大切なポイントがもう1つ
あるということです。

それは、

「世の中、完璧な商品は1つもない」

ということです。

だからこそ、

多くの商品は、バージョアップ版が
販売され品質がドンドン向上されて
いきました。

このように自社で行えば、
単にバージョンアップですが、

その穴を先に察知し改善策を
他社より先に提示すれば、

そこにいる他社の商品に不満を抱えた
お客様を合法的に、横取りすることが
できるということです。

しかし、

ビジネスが上手くいかない人は、
競争のないところにいきたがりますが

それは裏を返せば、需要がないという
ことでもありますので、

自社・他社・お客様の3つのバランスを
もう一度、客観的に見た上で差別化を
考えてください。

そうすることで、

差別化として、誰もやっていないことは
自殺行為だということが分かるはずです。

特許を取得している人は気をつけてください。
僕がこの罠にはまった一人です。

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