<藤原 通信685>コントロールできるもの以外手を出すな

こんにちは、藤原です。

ビジネスで成功したければ
努力の方向を間違えないことです。

このように言うと、

努力こそ正義で努力せずに
成功するなどあり得ない

と言う人がたまにいますが、

確かに一生懸命努力することは
必要ですし、真剣にビジネスに
向き合うことも大切です。

しかし、

努力ではどうにもならないことが
ビジネスにはあるのです。

それが、

「外部要因が全体の53%を占めている」

という事実です。

しかし先ほどのような発言をして
しまう人は、そもそもこの事実が
発想の中に存在していません。

だから、

努力しても成果に繋がらないと
ジレンマを抱える羽目となるのです。

ただ、この数値を見て分かるように
自分の努力が及ぶ範囲というのは
47%だということです。

では、外部要因と内部要因とは何か?

<外部要因>
・ブーム
・時流
・競合他社
・お客様
・相場

<内部要因>
・資金
・人材
・商品開発
・実績
・スキル

ということです。

このように具体的に言葉にすることで
その差が明確になったと思いますが、

ビジネスを情熱で語ってしまう人は
この差がそもそも分かっていないので

以前に比べなぜ業績が落ちているのかが
理解できないのです。

そして、社員にこう言います。

「もっと情熱を持ってお客様に
 接すれば、分かってもらえる」

というのですが、そういう問題では
ありません。

なぜなら、

今回、話しているように外部要因が
53%も影響するからです。

だから、

今回お話している内部要因と外部要因を
切り分けて考え努力の方向を間違えない
ことです。

ここを明確にしない努力は無駄となるので
今一度、努力の方向が間違っていないかを
見直すようにしてください。

もしかしたら思わぬ無駄を努力と
履き違えている可能性があります。

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