<藤原 通信>市場を変えただけで50倍の売上

こんにちは、ゼロセン藤原です。

1つ面白い事例をご紹介します。

それは、年間500万円も満たなかった
会社が市場を変えることで2.5億円に
なった事例です。

この会社は、病院向けに
番号発券機を販売していたのですが、
まったく売れませんでした。

多くの方は、競合がいないところを
探したがるのですが、

そもそも市場とは、
「見込み客×販売社」の数で規模が決まります。

ここで顧客獲得ができない人は、
誰もいないところを攻めるのですが、
誰もいないということは、
そこには市場がないという証拠でもあるのです。

今回のケースも同じです。

「病院=混んでいる」

だから、発券機があれば便利。

という安易な考えで、参入したのですが、
そもそもそこにお金を払ってでもその
問題を解決したいと望む人がいなければ、
ビジネスになどならないのです。

では、この会社が何をしたのか?

それは、対象を「携帯ショップ」に
変えたのです。

その瞬間、一気に引き合いがあり
芋づる式に契約を勝ち取ることが
できました。

では、病院では売れないものが
なぜ、携帯ショップでは売れたのか?

それは、携帯ショップは、混雑していない
お店であっても、発券機を入れるのは当然
だと言う認識の業界だったのです。

もちろん、そんな認識の業界なので、
競合他社もかなりの数いたのですが、

その分、見込み客も多いということです。

顧客獲得できない人は、
欲しがってもない人に対し、

「あなた悩んでいますよね」

と無理くり商品を提案し、
無駄に時間をかけます。

しかし、

顧客獲得できる人は「今、欲しい」と言う人にしか
そもそもアプローチしないのです。

あと、これは勘違いしている人も
多いのですが、

同じ商品でも市場は沢山存在します。

そして、その市場によって、
見込み客の状態は変わります。

このように、見込み客の状態が
今どこに位置しているかを知れば、
苦労することなく商品を売ることが
出来ます。

ですので、

今回の事例のように、
商品が売れないというのであれば、
まず、競合他社がそこにいるのかを
知ってください。

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