<藤原 通信730>去るものを追ったところで損をする

こんにちは、藤原です。

新規獲得コストは、既存客の7倍の
コストがかかると言われています。

だから、新規を追うより既存を
大切にした方がいいわけです。

が、

一度、流失したお客を戻すコストは
新規獲得コストの2.5倍もかかると
言われています。

ということは、これは恋愛と同じで

別れた奥さんの愛情を取り戻す
ことを考えるのではなく

新しい彼女を探し、その人と未来を
築いた方が早いというわけです。

ただこのように言うと、

既存客を無視し
新規を追えばいいのか?

と誤解する人がいますが、
そうではありません。

大切なのは、

「過去となったお客は追わない」

ということです。

その為にも、

常に今いる既存客にフォーカスし
一緒に成長することが大切です。

ただ、このように言うと、

既存客の何にフォーカスすれば
いいのか分からない

という人がいます。

正直ここが分かるようにならないと
今いる既存客にすら愛想をつかされ

10歳も年下のイケメン競合他社に
お客を奪われてしまうことになります。

それだけは何としても避けたいことです。

ですので、それを阻止するためにも
ここは抑えておきたいわけです。

が、

「何を」の部分が分からなければ、
既存客はあなたの元を黙って立ち去り
過去の人になってしまいます。

そこで、既存客の何を発見する
未来構築設定法をお伝えします。

それは、

「商品を忘れ、お客様の願望にフォーカス」

するということです。

多くの人は、自分の商品に固執し
時間が経つと、お客様の願望を
見失ってしまいます。

だから、

もう不要と言っているお客様に
同じ商品を勧め、嫌われる羽目と
なるのです。

これでは、せっかくの商品が台無しです。

ただこれは、商品が悪いわけではなく
単に、あなたが商品に固執した結果と
言えます。

お客様は、進化・成長しています。
当然、競合他社も進化しています。

しかし、

ビジネスが下手な儲からない貧乏人は
進化・成長することに背を向け

気のないお客の顔を強引にこちらに
向けようとするわけですが、

気がない人にいくらアプローチした
ところで相手は振り向くことはなく
ウザいと思われ終わりです。

そうではなく、あなたが
お客様にあわせればいいだけです。

こんなに簡単な方法はありません。

なぜなら、

お客様の願望を見た上で、少し先を
歩けば、至る所にお宝が埋まっている
ことに気づくはずです。

これが、次あなたが扱う商品であり
お客様の願望を叶えるものです。

このような視点を持つことができれば
既存客を過去の人に変えることなく
一緒に成長し共に未来を築ける存在と
なりますので、

今、あなたを信じ付いてきてくれている
既存客にこそ目を向け大切にしてください。

それが今後、あなたが永続的に
生き残る秘策でもあります。

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