余力の2割を使い未来の準備をする

こんにちは、藤原です。

こんな話を聞いたことがあります。

コンサルを入れた瞬間、売り上げが
前年比の半分に落ち込んだ

というものです。

これは経験のない似非コンサルに
ハマると、よくあることで、
別に珍しいことではありません。

ただ、あなたは不思議に思うはずです。

なぜ、このような意味不明の不幸が
あなたの元に襲いかかってきたのか
というと、

大概のケースは、

「見込み客とメッセージを変えた」

可能性があるということです。

それは、なぜかというと、

基本、何も変えなければ、
多少の下降はあったとしても

大幅に下降することは物理的に
ありえません。

しかし、大幅に下降するということは
何らかのアクションを行なった証拠です。

ただ、これはアクションを起こして
すぐに悪化すれば、その取り組みが
いけなかったと分かりますが、

その大半は、アクションを起こしてから
3ヶ月後に表面化し、あなたに牙を剥く
ことなります。

では、どうしたら最低でも元の
売り上げに戻すことができるのか?

それは、

3ヶ月前に振り戻り、変えたコンセプト
メッセージを元に戻すことです。

なぜなら、

今のお客様というのは、良くも悪くも
あなたのメッセージより引き寄せられた
お客様だということです。

ということは、

そのメッセージ自体を変えてしまったら
せっかく少ないながらも集客できていた
ものが、パッタリとなくなる可能性すら
あるのです。

これでは死活問題となり、倒産の危機です。

そうではなく、あなたが発してきた
すべてのメッセージは、お客様への
信頼であり、存在価値でもあります。

もちろん、そのメッセージに共感しない
お客様もいたかもしれません。

しかし世の中、すべての人を
お客にすることなどできないのです。

だから、

見込み客とコンセプトを
変える際は、要注意です。

しかも最近は、昔と違いホームページ
といった便利なツールがあるため

メッセージを簡単に変えることができる
時代にはなりましたが、

それが逆に、あなたに罠を仕掛けます。

それはチラシなどと違いホームページ
というのは少し文字を変えるだけでも
検索結果に影響を与えてしまうので、

安易に変えると問い合わせや注文が
さっぱり来なくなるということも
あるのです。

ただ、このように言うと、

コンサルタントも入れていないのに
売り上げが急降下しているという人も
業界によりゼロではありません。

その理由は様々ですが、一例をあげると

広告費の高騰や市場の変化です。
そんな場合は、どうすればいいのか?

それは、

「余裕があるときに2割の時間と労力と
 お金を使い、次の準備をしておく」

ことが大切になってきます。

なぜなら、

多くの人が、借金を抱え廃業に
追いやられるのは、

次の準備をしていなかった。

もしくは、

ビジネスが下降し首が回らなくなった頃
借金を返済をするために、一発逆転を
求めてしまうからです。

これでは、倒産を加速させるだけです。

そうではなく、

次の未来は余裕があるときに行って
おかなければ意味がないのです。

なぜなら、

どんな業種業態であってもいずれ
衰退します。

それが、早いか遅いかだけの話です。

しかも、

人間、余裕がなければ、いいアイデアも
思いつきませんし使えるお金も限られて
しまいます。

だからスカスカになった頃、慌てても
手遅れになるだけです。

これはバカな小学生でも分かることです。

しかし、

そのバカなことが分からなくなるのは
お金がないという不安が、IQを下げて
しまうからです。

もし、あなたのビジネスが順調なら
余力の2割を使い未来の準備をして
おいてください。

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