こんにちは、藤原です。
あなたは、ついつい言い訳をして
しまったことはありますか?
このように言うと、
「1時間に1回は言い訳してるかも」
と言う人がたまにいますが、
人間は、事あるごとに言い訳する
生き物です。
では、なぜ言い訳というおこがましい
行為を人間はしてしまうのか?
それは、「認知的不協和」と心理が
あなたに罠を仕掛けているからです。
この言葉の意味が分からない人も
多いと思いますので、
一言で説明すると
「自分が取った行動を正当化する心理」
のことを言います。
例えば、
あなたは成功を叶えるために
ビジネスに勤しんでいます。
ただ少し疲れたので休憩で
テレビを「3分だけ」と言いながら
スイッチをつけました。
すると、
その3分が5分となり
その5分が10分となり
その10分が30分となり
気づけば、夜中の2時を越え
3分のはずの休憩が、結果3時間に
なったというのは日常茶飯事で
よくあることですが、
ただ、それを素直に認めれないのが
この認知的不協和だということです。
例えば、その言い訳も
クオリティーの高い仕事をするためには
クリエイティブの巣窟でもあるテレビから
学ばないと
だったり
あまり根詰めてもいい仕事はできないから
たまにはテレビでも見て脳を休めないと
といった具合にもっともらしいことを
言いますが、
これもまた、ただの言い訳にすぎません。
ただ、ここで大切なのは、
はじめの小さな行動が、認知的不協和を
生み出し、言い訳大魔王を眠りの底から
起こしてしまったということです。
ただこれは、消費者側の立場であれば
抑止する必要がありますが、
あなたが、逆に販売者の立場となれば
まずしなければいけないことは、
「小さくていいので行動を取らせる」
ことです。
その小さな一歩が、結果言い訳と共に
大きくなることは、あなたが一番よく
知っていると思いますので、
安心して、小さな一歩を踏み出す策を
講じてください。
その小さな一歩を踏み出させることが
できれば、あなたは口笛を吹きながら
ただ見守るだけで
お客は勝手に大胆な行動も取って
くれるようになります。